今のところスマホで出来るウィザードリィ系では最も完成度が高く、一番おすすめ出来るアプリかと。
昔PC(Windows版)で出ていて、操作系をスマホ用に改良していますが完全移植版といっていいと思います。
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WIZ風ではなくウィザードリィ
中身は完全ウィザードリィです。まぁ、タイトルがWizardry外伝ですからね。
ファミコンのWIZ、ゲームボーイなどのWIZ外伝っぽいやつを期待している人向け。
操作性など
ユーザビリティは、最近のゲームと比べて良いとは言えません。字は小さいですし。
でも、操作性は悪くありません。筆者はPCでもプレイしましたが、操作性はスマホのほうが全然上。
操作性といえば「バーチャルパッド」なるものがあり、タイトル画面でオンオフできるのですが、これが抜群。
左に十字キーと右にAボタン&Bボタンという、ゲーム機のコントローラーまんまの感覚で操作できます。
↑でも見ての通り、透けているとはいえ画面半分以上を占めているため、私は普通にタップ操作でプレイしました。
ちなみにオプションでボタンの位置とか透過の程度が調整できます。位置は画像のが一番マシ。
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各施設
城下町、酒場、宿屋、商店、寺院、城、町外れとウィザードリィ経験者には説明不要ですが、まあ一応ね。簡単にご紹介。
ラフネックの酒場
↑本家でいうギルガメッシュの酒場。
↑パーティ管理するとこ。
ちなみにここでいう本家とはファミコンなどのアスキー版「狂王の試練場」とか「ダイヤモンドの騎士」とか「リルガミンの遺産」とか「ワードナの逆襲」とか「外伝」のこと。アップル版など、それ以前のWIZは知りません。
冒険者の宿
↑ここで休息しないとレベル上がりません。
↑お約束の馬小屋もあります。
ドジャー商店
↑本家ではボルタック商店。装備品やアイテムなど何でも売買できるお店。WIZ独特と言っていい「鑑定」もここ。
↑装備品の詳細も表記。
セントリー寺院
↑本家でいうところのカント寺院。できれば来たくないところ。仲間が死んだらここで蘇生しましょう。失敗することもあるけどね。
トランプル城
↑王様がいるところ。
↑物語進行係。
キャラメイク
まずはこのキャラメイクからゲームが始まるという、ウィザードリィならではのシステム。
↑名前、種族、性別、性格、職業の順に決めていくのですが、残念ながら戻れません。
性格を決めた時点でボーナスポイントが確定するのですが、ボーナスが低いからと言って性別の項目に戻ることはできないということ。本家といっしょ。
これがどれだけ面倒くさいか経験者ならわかりますよね。だから名前は「あ」。は?ボーナスポイント?という方のために説明というと長くなるので割愛します。
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まあ、それでも高ボーナスの確率は低くありません。感覚的には本家の3倍くらいの頻度で高ボーナス出ます。
またちなみにですが、オプションで決める順番変えれます。ですが、職業が順番早くなるくらいで面倒くさいのは変わりません。
↑高ボーナスが出れば、この通り最初から「侍」も作成可能です。
迷宮
町外れの「迷宮に入る」からダンジョンへ。RPG好きなら迷宮と書いてダンジョンと読むのはお約束。
↑ご丁寧に推奨レベル。
↑入ったらキャンプ画面。
↑こんな感じ。矢印タップで移動します。火は明かりではなくキャンプ。
↑明かりの呪文、本家でいうミルワやロミルワを使うとこんな感じ。
↑実はオプションで明るさ調整できます。でも明るくはなりますが、1歩先しか見えないのは変わりません。明かりの呪文は2歩先見えてますよね。
↑オプションでいろいろできます。
↑線画も。
↑バトル画面。モンスター画は最高レベル。
↑もちろん宝箱にはトラップが。
↑トラップ一覧。
プレイ動画
記事タイトルにもプレイ動画とか謳ってしまいましたが、ほんの3分の動画です。
まあ、音楽とか雰囲気だけでも分かっていただけたらと思いまして。
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Lite版
このアプリは無料でプレイできる「Lite版」と有料の完全版があります。Lite版は2Fまでしかプレイできません。
実は筆者、Lite版しかプレイしてません。昔のPC版は全部やりましたけど。
で、ユーザーレビューとか見ると、Lite版から有料版へのキャラデータ引継ぎは出来ないらしいです。
なので、有料の完全版を買うつもりならLite版はやり込まないように。
ちなみに有料版は¥3300。ウィザードリィ大好きおじさんにとっては安いですが大多数の方は高っっと思うでしょうね。ドラクエ8ですら¥2820ですから。
でも、安いのも出ました。
「慈悲の不在」というシナリオが単独で¥1600。PC版では戦闘の監獄のユーザーしかできなかった追加シナリオが単独で購入できるらしいです。
オートセーブ
セーブは自動でされます。ん?今どきオートセーブじゃないゲームあるの?ではなく、言いたいのはセーブされるタイミング。
町での移動時やバトル終了時、キャンプ時などにセーブされます。そう、ファミコン版と同じ。
つまり、いわゆる「リセット技」が出来ます。
戦闘リセット
たとえば玄室(必ずエンカウントする部屋ね)のドアの前でキャンプするアレです。
そうしておけばバトルが終わる前にアプリ落として立ち上げ、町外れの「冒険の再開」で玄室前から再開可能。
バトルが終わってしまったらセーブされてしまうので、その前にリセットするのがリセット技。
全滅してお墓が表示されたら、その時点でセーブされるのでお墓が出る前にリセットしましょう。
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レベルアップリセット
あと、レベルアップ時もリセット使いますね。
ウィザードリィってレベルアップ時のステータス上昇がランダムで、しかも下降するときもあります。
なので、気に入らなかったら、その時点でリセットすれば何回でもやり直せます。特にHPは1しか上がらなかったり、やりなおしたら20とか上がったり、ですから。
特に戦士や侍など前衛のHPはリセット技をやるやらないで中盤大きく難易度が変わります。
町では移動時にセーブですから宿屋から出てしまったら、もうダメ。セーブされてしまいます。
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ウィザードリィ未経験者へ
RPGの元祖でありRPGのテンプレートとも言われているウィザードリィ。
この戦闘の監獄は、数あるウィザードリィシリーズの中でも難易度は高くないほうですが、それでも普通のRPGに比べて高難易度です。良くも悪くも。
お気軽にはプレイできない、じっくり腰を据えてやる超硬派の骨太RPGなので、ご注意ください。
とはいえ、キャラ育成、アイテム収集、世界観や雰囲気など他のゲームでは味わえない面白さがありますので、是非。
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感想
冒頭でも述べましたが、スマホでプレイできるウィザードリィ系では最高峰と個人的には思っています。
昔Windows版ではやり込みましたし、それがスマホで出来るなんて・・・って感じ。
モンスターの絵もいいです。末弥純の原画をリライトしたものらしいですよ。そりゃいいわけです。末弥純って誰って人はググってね。
あと言い忘れましたが、Windows版は装備品の効果がランダムというのが特徴でした。あの村正や手裏剣ですら、です。しかし、このスマホ移植版はやり込んでないので、わからないです。
戦闘の監獄はPCでプレイしたこともあって購入してませんが、慈悲の不在は買います。そしたらレビューしますね。
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